〒142-0064 東京都品川区旗の台3丁目11-11

旗の台駅前KT歯科・矯正歯科クリニック|品川区旗の台駅徒歩0分の歯科・矯正歯科

〒142-0064 東京都品川区旗の台3丁目11-11

予防歯科・歯科検診

HOME 診療内容一覧 予防歯科・歯科検診

近年、「予防歯科」というい葉をよく耳にします。痛くなってから歯医者に行くのではなく、「痛くなる前に」「痛くならないために」歯医者に行くというのが歯科医療の新しい常識です
歯の痛みもないのに歯科へ通院するのは、時間や費用が気になるという方もいるでしょう。

ただ、予防歯科への通院や、定期的に歯科検診を受けることで虫歯や歯周病を早期発見して治療できます。
歯科検診へ行かず、重症化して歯を抜くことになれば、虫歯治療と義歯の治療を行わなければなりません。歯科検診よりも虫歯の治療費が高額になる可能性が高くなります。
予防歯科と歯科検診は、似たようなものであると思われるかもしれませんが、実際には少し異なるものです。

目次

予防歯科と歯科検診の違い

予防歯科と歯科検診の違い

予防歯科は、歯や歯肉の健康を維持するために行われる予防的な歯科治療や指導全般のことを指します。
具体的には歯磨きや歯のクリーニング、フッ素塗布などによって虫歯や歯周病など口内の問題を未然に防ぐことを目的としています。

一方の歯科検診は、歯科医師によって行われる歯や口腔の疾患の早期発見や治療を目的とした健診のことです。
歯や歯茎、口腔粘膜の異常や病変を発見し、早期に治療することで、より重篤な症状や合併症の発生を予防することができます

予防歯科と歯科検診の目的の違い

予防歯科

悪くならないように予防する。
口腔内を健康にしたうえでフッ化物を表面に塗るなどの予防をする治療が予防歯科

歯科検診

悪い部分をみつける。
口腔内に異常がないか、虫歯や歯周病の有無を調べるのが歯科検診

予防歯科と歯科検診の施術内容の違い

予防歯科

  • 口腔内診査
  • レントゲン撮影
  • フッ素塗布
  • PMTC
  • 歯石取り
  • 歯磨き指導

歯科検診

  • 虫歯や歯周病の検査(レントゲン撮影を含む)
  • 歯垢や歯石の除去
  • 咬み合わせチェック

予防歯科とは

予防歯科とは

口内の問題を未然に防ぐことを目的とした、歯の健康を維持するために欠かせない予防歯科についてみていきましょう。

予防歯科の重要性

従来の歯科治療のような、歯に問題が起こってから対処するのとは違い、「歯を健康に保つために積極的に歯科医院に通って、虫歯や歯周病にかからないようにしていこう」というものです。
日本ではまだまだ馴染みの少ない予防歯科ですが、高齢になっても健康な歯を保っている人が多い北欧などでは、この予防歯科はすでに一般的なものとなっています。

歯周病や虫歯というのは治療が可能ではありますが、一旦悪くなると元のような健康な状態には戻りません
そのため「悪くなったら治療する」ということを繰り返していると、だんだんと歯が悪くなり、将来的に歯を失う可能性が高くなります。

予防歯科の重要性

予防歯科は、虫歯や歯周病にならないように予防をするための処置を行います。
セルフの歯磨きのみでは、完全な虫歯予防をすることが難しいため、歯科医師や歯科衛生士によるプロのケアを定期的に受診することが大切です。

  • 口の中の状態を診察
  • 歯や歯肉に感染の兆候(虫歯・歯周病)があれば治療
  • 歯科衛生士が歯のクリーニングやスケーリングを行い、プラーク(歯垢)・歯石・バイオフィルムなど歯に付着している汚れをきれいに除去
  • 必要に応じてフッ素塗布やフッ素のうがい

これらが基本となるので、大切な部分を詳しく説明していきます。
また、小児歯科にて行われている虫歯予防のひとつであるシーラントについても触れていきます。

歯のクリーニング

普段の歯磨きでは取りきれない汚れや歯垢を徹底的に取り除き、磨き上げるプロによるクリーニングのことをPMTCといいます。
PMTCは保険で行われる歯石取りよりもさらに一歩進んだクリーニングで、
虫歯や歯周病の原因となる細菌の塊、バイオフィルムまで徹底的に取り除くことができ、虫歯や歯周病予防に高い効果があります。

また、歯医者で定期的に予防ケアを受けることはとても大事ですが、結局はご家庭で行う歯磨きなどのセルフケアがおろそかになってしまっては、虫歯や歯周病を予防することはできません。
そこでブラッシング指導に力を入れているクリニックも多くあります。

フッ素塗布

フッ素を歯に塗ると、歯の表面からフッ素が取り込まれ、フルオロアパタイトという強い結晶となります。
フルオロアパタイトの状態は、
普通の歯の状態よりも強くなり、虫歯菌が酸を出しても溶かされにくくなります。

フッ素には再石灰化作用を促す働きもあります。再石灰化作用というのは、虫歯菌が産生した酸によって溶かされた歯の表面に唾液中のミネラルを沈着させ、歯を修復する働きです。
これにより、初期虫歯が治ることも珍しくありません。
さらに、フッ素には抗菌作用もあるので、虫歯が酸を産生する働きを弱めてくれます。フッ素にはこのように歯を強化し、虫歯にかかりにくくする性質があるため、特に歯の質が弱いお子さまにとっては非常に効果的です。

シーラント

シーラントは、奥歯の溝を物理的に封鎖したり、シーラント材の中に含まれるフッ化物により再石灰化作用を促進したりする虫歯予防法です。
4年以上で約60%の虫歯予防効果が認められ、特にフッ化物応用との併用によって虫歯予防効果はさらに増加します。
虫歯発症リスクの高い歯に行うと特に有効です。主にお子さまの虫歯治療に用いられます。

歯科検診とは

歯科検診とは

歯科健診は、正式には「歯科健康診査」といいます。
虫歯や歯周病をはじめとする口の病気・トラブルを早期発見し、早期治療へとつなげるための健康診査です。

歯科検診の目的

歯科検診とは口の健康を守るために、またご自身の歯を長く健康に使用していくために、歯医者で口腔内のチェックとプロのメインテナンス、日頃の歯磨きなどについてアドバイスをすることです。
歯医者へ行くきっかけは、お口の中に違和感を覚えたり、痛みを感じたりしてからという方が少なくありません。

しかし、歯に何か症状が出てからでは、すでに重症化している場合があります。
歯科検診を受診することで、早期に虫歯などを発見することができれば、お口の健康につながるだけではなく、軽微な治療で済むことで通院や治療費用の負担も軽減することができます。
治療後に定期検診の受診を案内されると思いますが、もう治ったのに何で行かないといけないの?と思う方もいらっしゃると思いますが、お口の健康を守るためには歯科検診に定期的に通うことは大切になります。

歯科検診の流れ

どのような流れで治療が進んでいくのか不安に感じる方も多くいらっしゃると思います。
少しでも安心してから治療ができるよう、治療の流れを紹介いたします。

問診

検査の前に、問診票を基に患者さんのお話をしっかりと聞きます。
症状や治療に関して気になることがあったら、ここで確認しましょう。

口腔内の視診

実際に口腔内の状態を把握するため、虫歯の有無、歯周ポケットの状態などをしっかり診ていきます。
応急処置が必要な場合は、レントゲンを撮影し、正しい診査を行ってから処置します。

レントゲン撮影

精密な治療を行うために、レントゲン撮影で歯や顎の状態を確認します。
歯科医院によっては症状に合わせて、デジタルレントゲンもしくは歯科用CTによる検査を行う場合もあります。

歯のクリーニング

歯磨きやフロスによるセルフメインテナンスだけでは歯垢をすべて取り除くことは難しいです。
汚れの取り残しをプロが除去していきます。

歯科検診の頻度

定期検診は3ヶ月前後で案内されるのが一般的です。
一度プロのケアで綺麗にしたとしても、歯周ポケットの
歯周病菌はおよそ3ヶ月前後で元の量に戻るといわれているためです。
そのため3ヶ月に一度は口の中をプロのケアによってケアする必要があります。

歯科医院の選びのポイント

現在、歯科医院はコンビニエンスストアよりも多く存在するといわれています。
そのため、その数多くある中から自分に最適の歯科医院を見つけるのは非常に難しいです。
予防歯科へ通いたいけれど、どの歯科医院で受ければよいのかわからないというお悩みをお持ちの方もいるのではないでしょうか。

予防歯科に力を入れている医院を選ぶためにチェックするべき点を紹介します。

取り組みやコンセプトが明確か

歯科医院のホームページやパンフレットなどから、予防歯科に対する考え方や実際の取り組みを確認することができます。
また、問い合わせやカウンセリングの際に、医院のスタッフに直接質問することも重要です。

予防歯科担当の歯科衛生士がいるか

予防歯科に特化した歯科衛生士が常駐しているかどうかを確認することが重要です。
歯科衛生士は、定期検診やクリーニング、フッ素塗布などの予防処置を行うことで、虫歯や歯周病の発生を予防する役割を担っています。

診療時間や説明が十分か

予防歯科に力を入れている歯科医院は、患者一人ひとりに十分な診療時間を割いています
また、医師やスタッフの質も重要なポイントです。口コミや評価サイトなどを活用して、医師やスタッフの対応や技術について評判を確認することもおすすめです。

さらに、自由診療には、保険診療に含まれない治療やサービスが含まれます。
患者が自由診療を受けるかどうかを決定する前に、どの治療が必要であり、その治療のリスクと利益は何であるかを理解する必要がありますので、
自由診療について納得するまで説明をしてくれることはとても大切です。

拡大鏡や口腔内カメラなどの最新機器があるか

予防歯科に力を入れている歯科医院では、最新の機器や設備を導入していることも多いようです。
例えば、拡大鏡や口腔内カメラ、LED光線を使った虫歯検査器などがあります。
最新の機器や設備を導入している医院は、より正確な診断や治療が期待できるため、医院を選ぶ際には非常に参考になります。

まとめ

「予防歯科」は口のトラブルを未然に防ぐのが目的で、医療法で定められた診療科の名前ではなく、健康的な歯や歯茎を維持するための総合的な取り組みを指しています。
そして
虫歯や歯周病の有無を調べるのが「歯科検診」です。コンビニよりも多いといわれている歯科医院の中から、予防歯科に力を入れている歯科医院を見つけるのは大変ですが、押さえておくべきポイントを頭に入れ、ベストな歯科医院を選んでください。

京急・旗の台駅の「旗の台駅前KT歯科・矯正歯科クリニック」では、幅広い歯のお悩みを解決すべく、各分野に強い担当ドクターがチームとなり、患者さまひとりひとりの状況に合わせた治療を提案させていただきます。
生涯にわたり健康な歯を保つためのケアや治療法を提供しています。
必要な場合は、口腔外科と連携し、患者さまにとってよりよい治療を提供する体制も整えています。

歯のお悩みには、京急・旗の台駅の「駅から徒歩0分 旗の台駅前KT歯科・矯正歯科クリニック」へ些細なこともどうぞお気軽にご相談ください。

自分でも受けたとい
思える
歯科医療を

最後まで治療をやり切るために

旗の台駅前KT歯科・矯正歯科クリニックでは、「高い専門性」「綿密な治療計画」
「通いやすさ,便利さ」の3つの柱を軸として、
患者様が通う回数の最小化を目指します。

また、治療は天然歯にこだわり、できるかぎり患者様ご自身の歯を残すために治療努力をします。

サイト監修者について

旗の台駅前KT歯科・矯正歯科クリニック

院長 中島 優

東京歯科大学を卒業後、大阪府内の複数の歯科クリニックにて歯周病治療を基盤とした総合歯科治療に取り組んできました。
2024年8月から旗の台駅前KT歯科・矯正歯科クリニックにて院長に就任し、一般歯科だけではなく、矯正歯科治療やインプランドなどの高度な技術を要する幅広い治療にも対応しております。通いやすい歯科医院であり、話しやすい歯科医師であることを心掛けております。

自分でも受けたい
思える
歯科医療を

最後まで治療をやり切るために

旗の台KT総合歯科クリニックでは、「高い専門性」「綿密な治療計画」
「通いやすさ,便利さ」の3つの柱を軸として、
患者様が通う回数の最小化を目指します。

また、治療は天然歯にこだわり、できるかぎり患者様ご自身の歯を残すために治療努力をします。